家族4人でクリスマスパーティーをしたい!という夢

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皆さん、こんにちは!

 

ドリームマネジメントファシリテーターの佐々木です。

 

この時期になると街はクリスマス一色ですね。

 

 

年齢を重ねるにつれて、イベント事に関心が薄くなっていきますが、クリスマスシーズンは街も明るくなるし、気持ちも明るくさせてくれますね。

 

 

子供達にとっては、クリスマスは「夢のイベント」です。

 

 

僕も子供の頃はサンタクロースに願い事を書いて、枕元に靴下を用意して、次の朝が来るのを楽しみにしたものです。

 

 

親になったらなったで、子供達が寝静まるのを待ち、起こさないようにそっと枕元にプレゼントを置いたものです。(それも、また凄く楽しい。)

 

 

子供にとっても、親にとっても、クリスマスは本当に楽しいイベントですね。

 

 

そんな中、こんな夢を持った子供がいました。

 

 

「家族4人でクリスマスパーティーをしたい」

 

 

とても素敵な夢ですね。

 

 

家族みんなでクリスマスパーティーをするなんて、特別な夢なの?と思う人もいるかもしれません。

 

 

毎年、家族みんなでクリスマスを過ごす方は、それが当然のように思えるかもしれません。しかし、お父さんが海外赴任で帰って来れなかったり、子供が留学をしたりなど、家族全員でクリスマスを過ごすことが出来ない場合もあるのです。

 

実際にこんな話がありました。

 

その家族は「以前」はお父さん、お母さん、長女、長男の4人家族でした。

「以前」は家族4人で毎年クリスマスを楽しんでいました。

 

「以前」はクリスマスイブの日は、家族でチキンとケーキを食べて、夜になると子供たちは枕元に願い事を書いた手紙を置き、興奮のあまり普段よりも2.3時間遅く眠りにつきます。

 

そのタイミングを見計らって、お父さんとお母さんが共同作業で子供達の枕元にクリスマスプレンゼントを置きます。

 

お母さんが先に子供達の部屋に入り子供達が寝静まったのを確認し、ドアの隙間から覗いているお父さんに寝たという合図をします。

 

その合図を見て、お父さんは子供達の枕元へ行き、そっとプレゼントを置きます。そして、寝相の悪い無邪気な子供達のふとんを直してあげて、そっと頬にキスをします。

 

少し緊張感のある仕事を終えたお父さん、お母さんは、ほっと一息ついて、明日の子供達の様子を想像しながら語り合います。

 

翌朝、子供達が勢いよく飛んできます。

 

 

「パパ!ママ!サンタさんが来たよ!欲しかったプレゼントを持ってきてくれたよ!」

 

お父さん、お母さんは子供達の頭を撫でながら微笑んで

「サンタさん来たんだね!良かったね!」と言います。

 

どこの家族にもあるクリスマスの光景です。
どこにでもある光景ではありますが、その時は家族全員が幸せな気持ちになれます。

 

その4人家族も「以前」は、どこにでもある幸せな家族の一つでした。

 
そんな幸せなクリスマスを「以前」は毎年過ごしていた家族でしたが、ある日を境に家族4人で暮らすことさえ出来なくなってしまいました。

 

両親が離婚して、子供たちはお母さんと暮らすようになり、お父さんと離れて暮らすようになったのです。

 

7年前に新築で購入したマンションの部屋に初めて入った時、子供達はあまりの広さとキレイさにはしゃぎまくりました。嬉しくて、嬉しくてたまりませんでした。そのマンション内で沢山のお友達もできました。

 

大きくなるまで、そのマンションで暮らすことに何の疑問も感じていませんでした。

 

それが、ある日を境に環境が一気に変わったのです。

 

4人で住んでいた家から引っ越す日、子供達は泣きじゃくりました。

 

子供達がいない家に帰らなければいけないという現実から逃げたいお父さんは、遅くまでお酒を飲んで誰もいない部屋に入りました。

お父さんの帰りを楽しみにして、パジャマ姿で玄関まで走ってきて抱きついてくる子供達の姿はもうそこにはありません。

暗い部屋に明かりを灯すと、そこにはガランとした誰もいない殺風景な空間があるだけ。

寝相の悪い子供達の頬にキスをしたくてもすることができません。

 

お父さんはその場で泣き崩れました。

 

お父さんはその部屋にいることに耐えられず、外に出て走り出しました。行先はなぜか長男が通っていた幼稚園と長女が通っていた小学校。

 

それぞれ場所で子供達の存在を思い出し、その場でも膝をついて泣き崩れました。
その日は家族4人にとって一番悲しんだ日かもしれません。

離れて暮らすようになってから、お父さんは毎週のように子供達に会いに来ました。お父さんは子供達に会いたくて仕方がなかったですし、子供達もお父さんに会いたくて仕方がありませんでした。

お父さんは子供達と会うために往復100Kの道のりを毎週車で通いました。

子供達もお父さんと会えることを楽しみにしていました。

お父さんといる時は今まで以上に甘え、沢山遊んでもらいました。しかし、別れる時は離れ離れになる時間です。帰る家は別々ですから。

子供達は毎週別の家に帰っていくお父さんを泣きながら見送っていました。

 

そんな生活が長く続けば子供達もだんだん慣れてきて、お父さんを見送る度に泣いた子供達も、毎週のように会いに来るお父さんに対して次第に安心感を覚えるようになり、週末はお父さんと一緒に遊ぶということが当たり前のようになってきたのです。

 

お父さんも子供達と会える限られた時間を大切にするようになり、色々な所に連れていくようになりました。

しかし、家に帰ればお父さんはいません。

ご飯の時も、お風呂の時も、寝るときもお父さんは家にはいません。子供達にとって寂しいことに変わりはありません。

そんな時、小学6年生になった長男がお父さんにこんなLINEを送りました。

 

「僕は本当はパパとママとお姉ちゃんと4人でご飯が食べたい。クリスマスも4人で一緒にパーティーをしたいんだ!」

 

 

長男のシュン君はずっと思っていたことをお父さんにLINEで送りました。

 

そのLINEを見たお父さんは胸を痛めました。
寂しい思いをさせてしまって本当に申し訳ないと…

 

離婚には色々理由はあると思いますが、所詮は大人の都合です。
つらく寂しい思いをするのは子供達です。
両親は話し合ってクリスマスの時は4人で一緒に過ごすことを決めました。
お父さんは毎年ケーキとチキンを買ってきてお母さんは料理をつくります。

 

子供達はケーキの大きさが違うなどで、ちょっとしたケンカはしたりしますが、再び、家族4人でクリスマスを送ることが出来たのです。

 

「家族4人でクリスマスパーティーをたい!」

 

この夢は、両親の離婚によって、辛い思いをした子供達の切なる願いから生まれました。

 

夢は、人それぞれの環境、価値観で変わります。

 
ある人にとっては何の変哲もないことかもしれませんが、ある人にとってはとても大切なことだったりすることも多々あります。

 

「世界中の70億通りの価値観があり、70億通りの夢がある」

 

これがドリームマネジメントの考え方です。

 

夢の肯定は、その人自身の肯定にも繋がります。
夢の否定は、その人自身の否定にも繋がります。

 

最後に「家族4人でクリスマスパーティーをしたい!」という夢を僕にLINEで伝えてくれたシュンに心から感謝です。

 

このブログに出てきた4人の家族のお父さんとは僕のことです。

 

自業自得だけど、2人が家からいなくなった時、本当に悲しかった。今でも、あの時なんで2人の幼稚園、小学校に行ったのか分からない。余計に辛くなるのに…
でも、一番辛かったのはナオとシュンだよね。
本当にゴメンね。

 

でも、いまだにこんな僕をパパと呼んでくれることにとても感謝している。
本当にありがとう。

 

2人をここまで育ててくれた元嫁のRさんにも心から感謝です。結婚生活は上手くいかなかったけれど、今でも心は繋がっています。

 

子供達は大きくなってなかなか会えなくなったけど、いつかまた一緒にクリスマスを一緒に過ごしたいね(^^)

 

 

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ドリームマネジメントは、社員の夢を叶えることを使命としています。
そして、それぞれの社員が自ら働きたくなる社内環境を整え、最終的に会社を成功へと導きます。

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