北風マネジメントと太陽マネジメント

皆さん、こんにちは!

 

ドリームマネジメントを日本に広めて、「ドリームマネージャーという職種を当たり前にする」という夢を持っている佐々木です。

 

■世界的企業の導入実績のあるドリームマネジメント
https://welovedream.com/

 

ドリームマネジメントの本当の目的とは?

ドリームマネジメントの本当の目的は、離職率低下、生産性向上ではない。

 

今回のテーマは「北風と太陽」です。
(以前書いたブログを少し修正した内容です。)

 

「北風と太陽」といえば、イソップ童話でも有名ですね。
改めてですが、内容はこんな感じです。(※ウィキペディアより抜粋)

 

あらすじ
あるとき、北風太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。

まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。これで、勝負は太陽の勝ちとなった。

 

教訓
手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。
また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえる。

 

※宜しければ動画もどうぞ

 

 

イソップ童話はとても良い教訓になりますね(^-^)

 

 

突然ですが、北風的なマネジメントをする人も多いのではないでしょうか?
地位や立場を利用して、北風的なやり方をする人達です。

 

 

イソップ童話の中では、北風に吹かれた旅人は必死に服を抑えて抵抗しましたが、組織、会社の中では、表面的には北風に従い、内心は反抗心が芽生えるなんていう場合が多いのではないでしょうか?

 

北風マネジメントに抵抗すると、より北風が強くなるので、嫌々ながら従うフリをします。

 

そうなると、どんなことが起きるかというと、北風的な上司がいるときは仕事をしているふりをして、いなくなるとサボる…こんなことが起こります。

 

 

確かにそうなりますよね。
内心反抗心があるのに北風が嫌でその場だけ凌いでいるわけですから。

 

北風が去った後でも、社員は自らの意志で仕事ををしようとは思わないでしょう。仮に仕事をしたとしても、自らの意志ではなく嫌々なので精度の低い仕事になるでしょう。

 

北風的マネジメントの人は、精度の低い仕事をした部下にこんなことを言います。

 

「もっと、ちゃんとやれ!」

 

「もっと、結果を出せ!」

 

そして、また北風をビュービューと吹かせまくります。

 

こんなことの繰り返しではないでしょうか?

 

仮に北風マネジメントで結果が出たとしても、長続きはしないでしょうし、その会社の社員は自らの意志で仕事をしていないので、自主性、自立した組織とはほど遠いものとなります。

 

そして、こんなことを言い出します。

 

「うちの社員は自分で考えて行動できない」

 

散々、北風を吹かせておいて…
ここまでくると、もはや笑い話です(笑)

 

では、太陽のように自らの意志で行動させることが簡単か?と言われたら、そんな簡単なことではありません。

 

単に「暑いから服を脱ぐ」という簡単な話しではありません。

 

では、どうしたら良いのか。

 

何が、太陽的なマネジメントなのか?

 

ここからは、ドリームマネジメントの考えを伝えさせて頂きます。

 

「人々の究極の目的は、夢を実現すること」

 

ドリームマネジメントでは、「人生において究極の目的は夢の実現」ということを大前提としています。

 

 

ドリームマネジメントの開発者であり、書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の著者であるマシュー・ケリーは同書でこんなことを伝えています。

 

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ビジネスを動かすのも組織を動かすのも人である。このことは決して忘れてはならない。取引の両側にいるのは人間なのだ。会社が成功するも失敗するも人間次第だ。

そして、人は夢を見る。夢を見る能力こそ、人間を人間たらしめている大きな特徴のひとつである。

従業員の夢と会社とは関係ない、と思いたいかもしれない。だが、わざわざお金を払って雇っている社員の原動力が夢であるなら、会社はそれを無視できないはずだ。

従業員の多くは、自分は会社に利用されていると感じている。だが、もしあなたが従業員のことを本気で考えていることが伝われば、彼らの見方はまったく違うものになる。

そして、そのプロセスの中で、今日の企業社会では滅多にお目にかかれないような忠誠心とチームスプリットが生まれてくるだろう。

 

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ドリームマネジメントとしての「太陽的マネジメント」は至ってシンプルです。社員に夢を持たせ、その夢を応援すれば、社員は自発的に動いていくということです。

 

よく考えてみてください。

 

自分が本当にやりたいこと(夢)が見つかり、それを応援してくれる人が会社にいたら、その人と一緒に働きたいと思いませんか?

 

以前は北風的なマネジメントが主流だったかもしれませんし、北風マネジメントの方が、短期的な結果が出たのかもしれません。

 

しかし、短期的につくられるものは短期的に崩壊します。

 

太陽的マネジメントは時間がかかるし、じれったさも感じるかもしれません。しかし、長期的に考えれば、太陽的マネジメントの方が良いということは言うまでもありません。

 

軍隊式マネジメントや恐怖によるマネジメントが通った時代もありましたが、今はそんな時代ではないです。

 

昔と違って、そのようなマネジメントでは結果が出ないというデーターも出ています。(それでも、いまだに軍隊式、恐怖によるマネジメントを行っている時代錯誤な人達も沢山存在しますが、、、)

 

恐怖やプレッシャーを与え続け、北風マネジメントを続けている皆さん、これを機に、社員の夢の実現を応援する太陽的なマネジメントに切り替えてみませんか?

 

北風に吹かれている社員は反発心や嫌悪感しか抱かなくなるし、北風を吹き続けている人自身も心身ともに疲弊してしまいますよ。

 

 

※「90分間で夢を語り合うチームになる!」ドリームマネジメント無料体験セッション(ZOOM)行っております。

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※書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の研修プログラムである「ドリームマネジメントプログラム」は、日本のライセンシーである”一般財団法人日本アントレプレナー学会”を通じて開催されます。日本アントレプレナー学会を通さず開催される「ドリームマネジメントプログラム」は公認ではなく、内容も保証されておりませんのでご注意ください。

「ドリームマネジメント」を学ばないと「ザ・ドリーム・マネジャー」のようなことは起きない。

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■ドリームマネジメントの効果

ドリームマネジメントを導入すると以下のような効果があります。

【受講者への影響】
・プライベート、仕事の夢・目的が明確となり人生を計画的に生きるようになる
・理想の自分になるために何をするのか?を考え、習慣化するようになる
・身体、人間関係、知性、精神を常に良くすることを意識するようになる
・お金に関する知性が高まる
・高いエネルギーで集中した中身の濃い時間を過ごすことが出来る
・健康管理を意識するようになる(質の良い、運動、食事、睡眠)
・良好な人間関係を築くことができる
・知性を高めるために積極的に学ぶようになる
・安定した精神性を身に付けることができる
・仕事に対してキャリアパスの明確化
・マネジメントおよびリーダーシップ能力の開発

【組織(チーム)への影響】
・お互いを応援し合う活発なチームワークの創出
・心理的安全性が高いチーム
・信頼感、モラル向上
・社員のやる気のアップによる高い生産性
・望ましくない離職の減少
・社員の夢を応援する会社としてのブランディング、リクルート効果
・マネジメントおよびリーダーシップ能力の開発
・戦略的思考法の教育
・業績アップ

ドリームマネジメントを広げることが、自分自身にも良い影響を与えている。

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【佐々木亮輔プロフィール】

長年、美容業界向けのIT事業に携わり、上場企業の関連会社を2社設立し、それぞれ取締役、代表取締役に就任。2014年、「ドリームマネジメント」の日本初の認定ファシリテーターとなる。同年に日本で最初にドリームマネジメントのセッションを行い、現在まで延べ受講者数は4,000人を超える。

2016年に一般財団法人日本アントレプレナー学会の理事に就任。ドリームマネジメント事業の日本の責任者となり、ドリームマネジメントのセッションを行いながら、60名以上ファシリテーターの育成を行う。