皆さん、こんにちは!
ドリームマネージャー佐々木です。
■世界的企業の導入実績のあるドリームマネジメントという人材開発、組織開発プログラムを広めてます。
https://welovedream.com/
真のマネジメントとは?
リーダーとしての存在意義とは?
「エクセレントカンパニー」の著者であり、世界的に有名な経営コンサルタンでもあるトムピーターズ氏は、ドリームマネジメントの考え方を絶賛しています。
そして、彼はこのような言葉を述べています。
“リーダーとしての存在意義は、人々の夢を実現すること”
この言葉の意味が分かりますか?
仕事の目標達成なども大切なことですが、リーダーはもっと大枠で物事を考えることが大事だということです。
人々にとって人生の最大の目的は「夢の実現」であり、その夢の実現の手助けをしてあげることがリーダーとして一番大事なことだということです。
人生の最大の目的である「夢の実現」が達成できるようになれば、その一部である仕事の目標達成も出来るようになるということです。
日々、毎月の売上達成ばかりを追求し、それに対して社員を動かすことがマネジメントだと思っている方も多いのではないでしょうか?
短期的な目標達成をして欲しいのなら長期的な夢、目標を持たせ達成することを手助けすることがリーダーの資質ではないでしょうか?
長期的な夢や目標がないのに、短期的な目標の達成ばかりを追求するから
何のために働いているかが分からなくなり社員は疲弊していくのです。
目先の売上達成ばかりに目を向けさせているから、社員が広い視野で物事を考える余裕がなくなり、自発的ではない社員、組織だと経営者は嘆くのです。
ドリームマネジメント開発者のマシュー・ケリーはこのようなことを言っています。
“会社の中でのことを教えるより人生をどう生きるかを教える”
マシューは人生を戦略的に生きることが出来ると、人生の一部である仕事も戦略的に行うことが出来るとも言っています。
自らドリームマネジメントのファシリテーとなった、味の素常務執行役員兼、同社のタイ支社長でもある本橋さんという方がいます。
本橋さんのこの言葉は僕の胸に突き刺さりました。
“社員の夢の実現以上に優先順位の高いものはない”
味の素さんのタイ支社1000人のトップとなり多忙を極める中で、なかなかドリームマネジメントを行う時間はないのでは?とお話した際に、本橋さんはこんなことを話してくれました。
「1,000人の全社員に対して、ドリームマネジメントを行うことは出来ないけど、徐々に社内でドリームマネジメントを広げていきたいと思っています。社員の夢の実現以上に優先順位の高いものはありませんから…」
企業ブランディングを表面的なものと捉えている方も多いかもしれません。知名度、企業理念、ビジョン、ミッション、スローガン、USP、ロゴ、デザインなども、とても大事なものですが、企業は人から成り立っています。
その会社で働く人達自体が、イコール企業ブランディングと言っても過言ではないでしょうか?
様々なメディアに登場し、自社の成功、素晴らしさを語っている経営者の方は沢山いますが、そんな自社のトップをの社員は冷ややかな目で見ているというケースも沢山あります。
トップがメディアで語っていることと、実際に社員が感じていることがあまりにもギャップがあるからです。ネット社会の現代で、社員がそのギャップ、矛盾点を発信することは容易にできます。
人々は、その“真の情報”を得た上で、その会社の良し悪しを判断するのです。
会社の非難、批判をするのが良いとか、悪いとかではなく、そのような時代になっているのです。
本橋さんがファシリテーターとして、味の素さんの社員さん向けにドリームマネジメントを行っている時、僕はその場にいましたが、参加された方々は自分の夢をオープンに語り合い、その夢を本橋さんが笑顔で聞いて、応援するという素晴らしい光景でした。
大企業の味の素さんの経営陣である本橋さんに対して、社員が楽しみながら堂々と夢を言える環境がそこにあったのです。
“社員の夢の実現以上に優先順位の高いものはない”
皆さんは、こんなことを言う経営者に対して、どんな感情を持ちますか?きっと、凄く安心できるし、勇気も沸いてくるでしょう。
どんな時でも見守ってくれるという安心感、信頼感のようなものも抱くでしょう。
僕は、本橋さんのこの言葉を聞いた時、味の素さんという会社がとても好きになりました。味の素といえば誰でも知っている会社であると思いますが、僕の中では、知名度もあり素晴らしい会社なんだなと漠然と思うことはありましたが、それ以上の感情はなかったです(大変申し訳ございません、、、)
本橋さんと話してから、味の素さんという会社、そして商品に対してもガラッとイメージが変わりました。
本橋さんと一緒にスーパーに買い物に行ったことがありましたが、本橋さんは店内の商品棚を見て、味の素社製商品を見つけて、僕に「これはうちの商品で、美味しいんですよ!」と目を輝かせて言うのです。
冷凍コーナーでは、味の素製品の餃子を見つけ、
「うちの冷凍餃子は本当に美味しいんですよ!油もいらないし、焼き上がりも羽がついて見た目もすごく美味しそうなんですよ!」
と嬉しそうに語っていたことを今でも覚えています。
こんな経営者の方がいる会社の商品だったら買ってみたいと思いませんか?
僕の中での味の素さんは、素晴らしい経営者がいる素晴らしい会社、素晴らしい商品を提供する会社というイメージに変わりました。
これが、逆に自社のことを悪く言う経営者、社員がいる会社だったらどうでしょうか?
「うちの社員はやる気がないし、仕事もまともに出来ないし、いつも文句ばかり言ってる」
「うちの社長は、表向きは良い言葉ばかり並べているけど、社員のことをモノとしてしか考えてないし、売上、利益のことしか考えてない」
こんな会社の商品、サービスに対してお金を払いたいとは思いませんよね?
経営者が社員を信用してなくて、社員は不満ばかり言っている。こんな会社が顧客に対して良い商品、サービスを提供することが出来るでしょうか?
前述した通り、このような不満をどこでも発信することが出来る時代です。
企業ブランディングを高めるために、一番重要なことは社員満足度の向上です。会社にとって一番身近な社員を満足させられないのに、顧客を満足させられるなんて当然出来ないですし、そんな状態で、表面的なブランディングを行っても、かえって逆効果になるだけです。
“組織を動かす人間が夢を持ち、その理想に近づこうと努力するとき、その組織も理想に近づく”
ドリームマネジメントの理念です。
働く人達が夢を持ち、理想に近づこうと努力すると、結果、最高の組織、企業になっていく。こんな意味が込められています。
まずは、社員に人生の夢を持たせ、その夢の実現を応援することから始めてみませんか?
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※書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の研修プログラムである「ドリームマネジメントプログラム」は、日本のライセンシーである”一般財団法人日本アントレプレナー学会”を通じて開催されます。日本アントレプレナー学会を通さず開催される「ドリームマネジメントプログラム」は公認ではなく、内容も保証されておりませんのでご注意ください。
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【佐々木亮輔プロフィール】
長年、美容業界向けのIT事業に携わり、上場企業の関連会社を2社設立し、それぞれ取締役、代表取締役に就任。2014年、「ドリームマネジメント」
2016年に一般財団法人日本アントレプレナー学会の理事に就任。ドリームマネジメント事業の日本の責任者となり、ドリームマネジメントのセッションを行いながら、60名以上ファシリテーターの育成を行う。