今回は「人が仕事をする理由」ということについて書かせて頂きます。

 

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■人はなぜ仕事をするのか？ 

 

突然ですが、皆さんはなぜ仕事をしていますか？

 

・家族を養うため

・何かを買うため、どこかに行くため

・借金、ローン返済のため

・最低限の衣食住を確保するため

・自分の好きなことをするため

・自分の成長のため

・将来豊かな人生を送るため

・キャリアアップのため

 

などなど、人それぞれ様々な理由があると思いますし、その時々の状況により理由が変わることもあるでしょう。

 

 

なかには、こんな理由で働いている人もいるかもしれません。

 

・仕事が好きだから

・会社が好きだから

・上司が好きだから、尊敬しているから

 

会社の経営者からすれば、この上ない幸せですよね。

 

でも、素晴らしい動機だとは思いますが、その前に大切なことがありますよね？

 

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■自分の夢、大切な人の夢のための実現の手段として仕事がある

 

ドリームマネジメントでは、こんな考えを伝えております。

 

人は自分の夢の実現のため、大切な人の夢の実現の手段として仕事をする。人は会社のために存在しているわけではない。
会社が人間のために存在する。社員は企業にとって最初の顧客でありもっとも影響力のある顧客である。

 

 

そうです。

 

先ずは、自分自身の夢の実現のため、大切な人の夢の実現のために仕事をするのです。

 

会社で働いている人達が、いきいきして働いていないと、会社の存在価値はないのです。

 

そのためには、まず自分自身が人生を前向きに生きる必要があるのです。

 

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■自分のために頑張れない人は、他人のためにも頑張れない

 

自分のためでなく、他人のためなら頑張ることが出来る。

 

よく聞く言葉です。

 

でも、よく考えてみてください。

 

自分のために頑張れない人が、果たして他人のために頑張ることができるのでしょうか？

 

たしかに、人は「他人のため」にさらに頑張ることができます。しかし、それは自分のために頑張ることができる人が、さらに頑張るということです。

 

 

残念ながら、自分のために頑張れない人は、他人のために頑張ることはできません。

 

頑張り方が分からないのです。

 

先ずは自分自身が頑張ることが必要です。

 

自分自身が夢を持ち、その夢の実現に向かって頑張ることが大事です。

 

そこで初めて、他人の夢を応援したり、他人のために力になろうと思い、行動ができるのです。

 

 

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■自分が幸せでないと、他人を幸せに出来ない

これもよく聞く言葉ですよね。

先ずは、自分自身が夢を持ち、自分自身が幸せな充実した人生を送ることが大切です。

 

その上で、他人の力になる、他人を幸せにすることが出来るのではないでしょうか？

 

仕事もそうです。自分が充実した人生を送ってないのに、仕事だけ充実しているということはあり得ません。

 

先ずは、自分のため、自分の夢の実現のために仕事を頑張ることが大切なのです。

 

会社もそのような前提で、社員との関りを持つべきです。

 

 

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■仕事で成果を出して欲しかったら、社員の夢の実現を応援することだ。

 

書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の著者であり、ドリームマネジメント開発者のマシュー・ケリーはこのようなことを言っています。

 

❝会社の中でのことより、まずは人生をどう生きるかを教える”

 

❝社員に仕事で成果を出して欲しかったら、社員の夢の実現を応援することだ❞

 

人生において仕事が全てではありません。

 

人生を幸せに生きる、人生の夢の実現が最高の目的であり、仕事で成果を上げるということはその一部に過ぎないのです。

 

たしかに仕事は重要です。

 

人生の中で、大半の時間を仕事で費やす人がほとんどでしょう。仕事を通じて様々なことを学び、成長していくことでしょう。経済的に豊かになるという点でも仕事が直結するのも事実です。

 

社員には仕事以外のことを考えて欲しくない。ましてや仕事以外の夢なんて考える機会を与えたら仕事に集中しなくなる。そんなことを言う経営者もいます。

 

社員を仕事の奴隷にしたいのですかね…又は仕事専用のロボットにしたいのか。

 

よく考えてみてください。

 

誰がこんな会社で働きたいですか？

 

こんな会社に自分の家族、大切な人に働いて欲しいと思いますか？

 

こんな会社は社員を人としではなく、モノとし考えてない。

 

人は辞めるだろうし、不義理を起こす人も沢山いるでしょう。仕事は人生を豊かにする手段ということを忘れてはいけません。

 

 

ある大手人材紹介の会社の社長がこんなことを言ってました。その会社は新卒、若手の人材紹介もしています。

20代に若手社員にアンケート調査をしたところ、こんな上司が一番嫌だという結果が出たそうです。

 

それは「仕事の話しかしない上司」だそうです。

これから日本を支える若者たちは、仕事だけ出来て、仕事の話しかしない上司に全く魅力を感じないのです。

 

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■多様性を持った人たちが集まる魅力的な会社にする

仕事だけがむしゃらに頑張る人たちが集まる会社よりも、充実した人生を送りたい、自分の夢を実現したいと思っている人が集まる会社の方が魅力的だと思いませんか？

 

仕事しかできない人は、仕事の話ししかしません。
いや、仕事の話しか出来ないのです。

 

そんな人は沢山います。

 

多種多様性が求められている現代においては、多種多様性に富んだ人材が求めれます。多様性は様々な価値観の人とつながり、様々な価値観を受けいれること。様々な経験をし、新しい価値観を持つことから生まれてきます。

 

「十人十色」の環境の中で多様性を身に付けていくことが大事なのに「異口同音」のような人材ばかりを育成する企業があまりにも多い。

 

沢山の夢を持っている人は多様性を身に付けていますし、その夢の実現のために仕事を頑張る人はワークライフバランスが取れているし、仕事の成果も出せる人になります。

 

沢山の夢を持つ人は他人の夢も認めることが出来るし、その夢を応援します。その結果、お互いの価値観を尊重し合い、自然と協力し合うチームが形成されるのです。

 

 

最後にもう一度質問します。

 

皆さんは、何のために仕事をしていますか？

 

 

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