社員をモノとしてではなく人として接して欲しい。

皆さん、こんにちは!
ドリームマネージャー佐々木です。

■世界的企業の導入実績のあるドリームマネジメントという人材開発、組織開発プログラムを広めてます。
https://welovedream.com/

 

※ありがとうTVでドリームマネジメントについて語っています。

 

ドリームマネジメントを導入して頂く企業様、またはドリームマネジメントの考え方に共感して頂く経営者の方に共通して言えることがあります。

それは、「社員のことを大切にしている」ということです。

ドリームマネジメントの基盤となっている書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」を読んでいただけると分かるのですが、ドリームマネジメントの考え方は、社員が夢の実現することによって会社が良くなるということです。

 

書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」のモデルとなっているアメリカの清掃会社ジャンコア社は、ドリームマネジメントを導入して離職率が400%から12%になり、生産性は約2倍、社員の夢の実現を応援する会社という企業ブランドを確立し、採用に困らない会社となったのです。

 

※ジャンコア社インタビュー動画

 

ジャンコア社がしたことは、とてもシンプルです。

ドリームマネジメントというプログラムを導入して、社員の夢の実現の応援をすることを仕組化したのです。

 

社員の夢を応援するということを本気で考えている経営者、会社は社員をモノとして扱ったりすることはまずないでしょう。

社員の夢の実現を応援することによって、会社は社員の人生に対して関心があるということを伝えることができるし、社員は会社の中での存在価値を感じることができます。

 

そんな会社では、社員と会社の間で強固たる信頼関係を築くことができるでしょう。

書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」を読んだ方から沢山の感想を頂きます。経営者の方、管理職の方、人事の方からも「すごく共感した」「こんな会社にしたい」という声を沢山頂きます。とても嬉しいことです。

その反面、こんな声を頂くこともあります。

「うちの社長にも読んで少しは社員を大事にして欲しい」「うちの会社と真逆」「うちの会社にも導入をすすめて欲しい」という、ある意味切実な願いみたいな声。

僕は立場上、ドリームマネジメント、及び書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の考え方を話すことが多いのですが、すごく共感してくれる経営者は約2.3割くらい、まあまあ共感してくれる方も約2.3割という感じでしょうか。そして、残り半分の経営者の方は、関心がないか否定的(あくまでも僕の感覚値ですが、、)

そのような割合でも、ドリームマネジメントを広めているということを公言している僕の前では共感してくれる人の割合は多いと思います(当事者を目の前にして否定することも難しいかもしれません。。)

僕は色々な業種の会社の社員の方(経営者の方以外)にドリームマネジメントの話しをすると、ほとんどの方が共感してくれるのですが、すぐに「うちの会社は…」とため息をついて肩を落とします。

社員には人気のあるドリームマネジメントですが、経営者にはあまり人気がない。そして、半ば会社に対して夢や希望を持てない社員があまりにも多い。

さらに問題なのが、ドリームマネジメントの考え方に共感、又は社員の夢の実現を応援という以前に、「社員をモノとして扱っている」「社員のことなんてどうでもよいと思ってる」「何を言っても無駄」などと言う社員の方が多いということです。

はっきり言いますが、日本ではこのような会社がほとんどです。
こんな会社がほとんどの中で、生産性を上がるとか、離職率を下げるとか、働き方改革なんてできるわけがない。そして、働く人たちが夢なんて持てやしません。

こんな会社の中で誰が幸せになるのでしょうか?
社員が不幸になると、その家族、家庭も不幸になります。引いては、社会全体が幸福感が感じられなくなる…まさに今の日本の現状ではないでしょうか?

こんな話をすると「愚痴を言う社員、やる気のない社員はいらない」とか「会社ではなく個人の問題がある」と言って突き放す経営者もいますが、本当に社員の問題でしょうか?その前に社員との接し方を考えた方が良いのではなでしょうか?

当然、社員(全ての従業員も含まれます)に問題がある場合もあります。又は経営方針の変更で組織体制、人員の変更を強いられ、どうしてもついてこれない社員がでる場合もあるかもしれません。しかし、それを差し引いても、あまりにもをモノとして扱っている会社が多い。

 

こんなことばかり言うと、僕がまるで多くの社員さん達の味方をしてドリームマネジメントのイメージを上げようと思う人もいるかもしれませんが、ドリームマネジメントの導入が目的だったら、経営者が心地よくなるようなことを発信します。

実際に経営者の耳障りの良い言葉を並べる研修は山ほどあります。「経営者を支えることが幹部、社員の役割」「経営者に感謝の気持ちを伝えなさい」「経営者は特別な存在だ」など。

そもそも、会社、経営者が実践できないことを、どうやって社員が実践していくのでしょうか?飛べない鳥がどうやってひな鳥に飛び方を教えるのでしょうか?

 

ドリームマネジメントの導入とか関係なく、もっと自社で働く人達を大切にする経営者の方が増えて欲しい。そして、社員をモノとしてではなく人として接して欲しいと心から願います。

短期的な売上を上げる手法、マネジメントは沢山あります。

本屋に行けばそんなタイトルの本ばかりです。

それ自体が悪いと言っているわけではありません。

人は長期的な目標を持つことによって、短期的な目標に向かって頑張ることができるのです。だからこそ、長期的な目標、すなわち人生の夢を持つことが大切なのではないでしょうか?

短期的に築き上げたものは短期的に壊れる可能性がありますが、長期的に築き上げていくものは簡単には崩れません。

もし、会社が社員の人生の夢の実現を手伝うことが出来たら、簡単には崩れない信頼関係を築くことができるでしょう。


「会社の中でのことを教えるより、人生でどう生きるかを教える」

 

書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の著者でありドリームマネジメント開発者のマシューケリーの言葉です。さらにマシューはこのようなことを言っています。

 

「社員に会社の目標を目指して欲しいのなら、社員の夢の応援をしてあげればいい」

 

会社の目標達成を押し付けるだけでなく、社員の夢の実現を応援してあげませんか?

 

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■ドリームマネジメント公式サイト(お問合せもこちらから)
https://welovedream.com/

■経営者、エグゼクティブ向けドリームマネジメント個人セッションhttps://note.mu/dorimane/n/n5974623948b1

■ドリームマネジメント社内ファシリテーター講習
https://note.mu/dorimane/n/nba7aad85323d

 

※書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の研修プログラムである「ドリームマネジメントプログラム」は、日本のライセンシーである”一般財団法人日本アントレプレナー学会”を通じて開催されます。日本アントレプレナー学会を通さず開催される「ドリームマネジメントプログラム」は公認ではなく、内容も保証されておりませんのでご注意ください。

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【佐々木亮輔プロフィール】

長年、美容業界向けのIT事業に携わり、上場企業の関連会社を2社設立し、それぞれ取締役、代表取締役に就任。2014年、「ドリームマネジメント」の日本初の認定ファシリテーターとなる。同年に日本で最初にドリームマネジメントのセッションを行い、現在まで延べ受講者数は4,000人を超える。

2016年に一般財団法人日本アントレプレナー学会の理事に就任。ドリームマネジメント事業の日本の責任者となり、ドリームマネジメントのセッションを行いながら、60名以上ファシリテーターの育成を行う。