社員一人ひとりを認められない経営者の方へ

皆さん、こんにちは!

ドリームマネジメントファシリテーターの佐々木です。

 

皆さんは「働く理由」「働く目的」は何?という質問をされたことはないですか?

・会社に貢献するため
・会社の成長のため
・会社の売上を上げるため

 

こんなことを言う社員がいたら嬉しいと思う経営者は多いのではないでしょうか。

もちろん、このように思う社員はいるでしょう。

 

ただ、これが働く目的の一番ではないということに気付くべきです。

 

ドリームマネジメントでは、自分の夢の実現、大切な人の夢の実現、大切な人を幸せにするための手段として仕事をするということを伝えています。

 

そのためには、会社が夢を持てる場所であり、自己実現が出来る環境を提供することが大事です。

 

このようなことを話すと、あからさまに嫌な顔をして「社員の夢の実現のための会社なんておかしい。要は社員はお金が欲しいんだから給与を上げればいいんだよ」と言い出す経営者の方もいます。

 

確かに給与が上がれば、色々な物を購入することが出来ますし、色々なことを体験することも可能でしょう。

 

しかし、お金のためだけに働くのでしたら、社員は給与が高い会社に転職してしまうのではないでしょうか?

 

 

「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。」

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、稲盛和夫さんが設立した京セラの経営理念です。

 

お金だけでなく、従業員が精神的にも幸せになれることが大事だということです。

 

 

 

ドリームマネジメントの基盤となっている書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」にはこんなことが書かれています。

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雇用関係が金銭関係であるという考えは、もう過去のものです。現代の労働者が求めているのは、単なる昇給よりも、もっとずっと抽象的なものなんです。もちろん給料は大事ですが、同時に、彼らは自分のライフスタイルや働く環境にも関心がある。何よりやりがいのある仕事を求めています。

社員は認められたいのです。会社を辞める人の85%は、直属の上司との人間関係が原因です。彼らにとって上司との関係について訊くと、ほとんどが上司は自分や自分の仕事ぶりを認めてくれなかったと答えます。

社員にとって最大の関心は金でも福利厚生でも労働時間でもない。認めれていると感じられるかどうかなんです。

※「ザ・ドリーム・マネジャー」P111~112から抜粋

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僕も20年程前に在籍した会社で、あまりにも仕事の負荷が大きく、全ての責任を負わされ、それなのに仕事の評価が低い(自分の仕事を認めてくれなかった)ということがあって、退職の意志を伝えたところ、会社に残って欲しいということを言われ、いきなり次の月から月収が20万近くアップしたということがありました。

 

その時は嬉しくてその会社に残ることを決意しましたが、結局その会社は給与が大幅にアップした半年後に退職することにしました。

 

給与がアップしても、会社の体質と経営者の考えが変わらなかったため、結局半年後に再度、会社を辞めることを決意したのです。

 

あくまでも僕の例ですが、“給与を上げたのにまた社員が辞めたいと言い出した”なんていうことも、珍しいことではないですよね?

 

給与を上げないと頑張らない社員には、給与を上げ続けなければいけなくなります。

 

給与を上げ続けて社員定着を確保するか、社員を認める仕組みをつくって定着化を図るか、どちらの方が良いでしょうか。

 

 

ドリームマネジメントは社員の夢を応援することによって、その人の夢、その人自身を認めてあげることに繋がっていきます。

 

会社の夢と、社員の夢は必ずしも交わるというわけではありません。

 

むしろ交わらない場合の方が多いのではないでしょうか?

 

それを無理に交わらせようとすると「オレの同じ夢を持て!」というような経営者の夢の押し付けが生まれてくるのです。

 

経営者の夢が、社員の夢の一つになることはあるでしょう。

 

しかし、経営者の夢が、社員にとって一番の夢になることはまずないと言っても過言ではありません。

 

なぜなら、経営者と同じ人間にはなれないからです。

 

社員1人ひとり、異なる人間であり、異なる夢を持っていると思うべきです。

 

その夢を応援することによって、彼らを認めることになり、認められた社員達は、経営者の夢も応援するようになるのです。

 

経営者の皆さん、先ずは社員一人ひとりを認めてあげることからはじめてみませんか?

 

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■ドリームマネジメントの効果


ドリームマネジメントを導入するとこのような効果があります。

【受講者への影響】
・プライベート、仕事の夢・目的が明確となり人生を計画的に生きるようになる
・理想の自分になるために何をするのか?を考え、習慣化するようになる
・身体、人間関係、知性、精神を常に良くすることを意識するようになる
・お金に関する知性が高まる
・高いエネルギーで集中した中身の濃い時間を過ごすことが出来る
・健康管理を意識するようになる(質の良い、運動、食事、睡眠)
・良好な人間関係を築くことができる
・知性を高めるために積極的に学ぶようになる
・安定した精神性を身に付けることができる
・仕事に対してキャリアパスの明確化
・マネジメントおよびリーダーシップ能力の開発

【組織(チーム)への影響】
・お互いを応援し合う活発なチームワークの創出
・心理的安全性が高いチーム
・信頼感、モラル向上
・社員のやる気のアップによる高い生産性
・望ましくない離職の減少
・社員の夢を応援する会社としてのブランディング、リクルート効果
・マネジメントおよびリーダーシップ能力の開発
・戦略的思考法の教育
・業績アップ


さらにファシリテーター自身にも良い影響があります。

ドリームマネジメントの12のセッションは、理想の人生を送る上でどれも大事な項目ばかりです。

 この内容を毎月ファシリテーターとしてセッションを行うということは、ファシリテーター自身にとっても最高かつ実践的な自己啓発となります。

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ドリームマネジメントは、社員の夢を叶えることを使命としています。
そして、それぞれの社員が自ら働きたくなる社内環境を整え、最終的に会社を成功へと導きます。

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【ドリームマネジャーを社内に育成】社内ファシリテーター制度

■佐々木が「ありがとうTV」でドリームマネジメントについて語る

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※書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の研修プログラムである「ドリームマネジメントプログラム」は、日本のライセンシーである”一般財団法人日本アントレプレナー学会”を通じて開催されます。日本アントレプレナー学会を通さず開催される「ドリームマネジメントプログラム」は公認ではなく、内容も保証されておりませんのでご注意ください。

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【佐々木亮輔プロフィール】

一般財団法人日本アントレプレナー学会 理事

長年、美容業界向けのIT事業に携わり、上場企業の関連会社を2社設立し、それぞれ取締役、代表取締役に就任。2014年、「ドリームマネジメント」の日本初の認定ファシリテーターとなる。同年に日本で最初にドリームマネジメントのセッションを行い、現在まで延べ受講者数は4,000人を超える。

2016年に一般財団法人日本アントレプレナー学会の理事に就任。ドリームマネジメント事業の日本の責任者となり、ドリームマネジメントのセッションを行いながら、60名以上ファシリテーターの育成を行う。