株式会社 R-FAITH

お問合せ

導入実績

「将来的にはアジア全体にドリームマネジメントを行っていきたい」

味の素株式会社 常務執行役員 本橋弘治様


 

今度、7月(2019年7月)からタイに行きます。実際にタイに行ってみないと、タイの人たちのメンタリティがわからないんですけど、「タイの中で最も信頼される食品会社になる」というビジョンを掲げたいと思っています。それを実現させる為には、みんなが会社の夢の実現のため努力するのもいいんですが、その前に自分の夢とか自分の家族の幸せを叶えたいと思っているはずだし、自分の夢を叶えるパワーが会社の夢を叶える原動力になるんだということを言いたいと思っています。

自分の夢の実現は会社外でやることで、会社に来たら自分の夢なんて語っちゃいけないんだ、と思っている日本人は多いと思いますが、日本人よりタイ人のほうがきっとニュートラルだし、もっと素直でストレートだと思います。みんながどんな夢を持っているのか、お互いに言い合えるような感じのマネージメントをしてみたいと思っていて、まだやり方とかスケジュール等はこれから考えないといけないけど、自分の中では、タイでドリームマネジメントを浸透させるには2年くらいかかるかなと思っています。全員が「ザ・ドリーム・マネジャー」の本を読むだけでいいとかもしれないけど、従業員全員に何かしらのかたちでドリームマネジメントに関わっていくのは、やはり2年くらいかかると思っています。その次はタイだけではなくて、アジア全体にドリームマネジメントを行っていきたいと思っています。

ドリームマネジメントを受けると、誰かに話すと思うんですよ。僕はこんな夢を持っていて、こんなことをしているんだ、と。
僕自身も毎日自分のドリームリストを朝起きたら見るのを日課にしていて、人生のスコアカード(※身体、人間関係、知性、精神の状態をチェック)を毎日見ながら自分の習慣を確認する、ということを行っていますが、従業員たちも自分の夢の実現に向けてこんなことをやっているんだよ、ということをいろんな人に語ることじゃないかな、と思っています。

その中で、それおもしろいですね!という共感する人が出てくるのかな、と思っています。先日、うちの長女にもドリームマネジメントの話をしたら、翌日に105個の夢を書いてきました(笑)。長女はちょうど就職活動をして、就職先が決まったところだったので、夢が沢山書けたし、この先さらに山ほど夢が出てくるんだろうなと。長女の100個の夢は見てないけど、恐らく学生のうちにやりたいこと、就職したらやりたいことが書いてあると思います。ドリームマネジメントのセッションを長女に行ったわけではないんですけど、一緒にご飯を食べながら1時間くらいこの話をしただけで、100個以上の夢を書いていました。
本人はなんとなく自分なりに考えているんですよね。そういうことができる人が会社の中に増えていったらいいなと思っています。