「人と人との繋がりを生み、
その繋がりを大切にする」
2013年の秋、「ザ・ドリーム・マネージャー」という本に出会いました。
2005年、当時35歳だった僕は、某美容室検索サイトの事業部の責任者となり、その事業で成功したいという夢を持ちはじめました。その後、上場企業との出資の話しをまとめ会社を設立し、取締役として事業全般を任されるようになり、起業家としてのスタートを切らせて頂きました。
その当時、全く無知だった僕は、がむしゃらに頑張れば何とかなる!根性だけあれば起業家として成功する!と信じていました。起業家として売上100億円企業をつくる!!なんていう夢も手帳に書き始めたのもその当時です。。
その後、再び会社を設立しました。
僕が筆頭株主で、共同経営という形でスタートしましたが、1人、また1人と社員が辞めていき、最後には共同経営者も辞めていきました。。(それも、皆ほとんどばっくれという状態で・・・)
その後は人材にも恵まれ、2社目の会社も某上場企業から約5,000万円の出資を受け、美容業界向けe-ラーニングサイトの立上げを行いましたが、約3年半という短い期間で吸収合併され、会社と共に僕の経営者としての夢はなくなりました。(吸収合併されただけ有難いことでしたが...)
それまでの僕は "自分の夢=会社の夢=仕事の夢” でした。
恐らく経営者のほとんどがこのような考え方なのではないでしょうか。
それが悪いと言っているわけではありません。
実際、僕も経営者の時は "自分の夢=会社の夢” でしたし。
上場企業の関連会社だったので、株式公開ということも夢の延長にあったのも事実です。(当然ながらそんな期待もされるでしょう。。。)だから、その当時はメンバーに自分の会社の夢を熱く語って、その夢がメンバーにとっても良いものなると信じていました。
確かに、経営者が自分の夢を語るのは大切ですし、その夢に共感して入社した人達が集まったのが会社というものなのかもしれません。ただ、経営者の一番の夢は会社の夢かもしれませんが、従業員の一番の夢は会社の夢ではないと考えるべきではないでしょうか。個人個人で価値観が違い、その価値観ごとの夢があるからです。
しかし、ほとんどの経営者が自分の夢を押し付けて「なんでオレと同じ気持ちになってくれないのか?」なんて思ったりしてます。従業員からすれば、経営者という立場の人間が特殊な存在であり、会社、仕事より大切に思うことなんていくらでも持っているのです。それは悪いことではなく、当たり前のことなのです。
自分の人生を豊かにするための手段として仕事がある‼そして...『組織を動かす人間が理想に近づこうと努力するとき、その組織もまた理想に近づく』これがドリームマネジメントの考え方です。
自分の叶えたい夢が沢山ある。そのために仕事を一生懸命頑張る。
これが本来の姿だと思うのです。
経営者が自分の価値観を従業員に押し付けても、従業員は表面的に理解するかもしれませんが、結局は押し付けでしかありません。人それぞれの価値観があり、その様々な価値観のもとに様々な夢があります。(そもそも、人それぞれの歴史がある)経営者は自分の夢のレールに従業員を強引に走らせるのではなく、従業員一人一人の夢を尊重し、それを応援する必要があるのです。
もし、自分の夢を応援してくれる会社であれば頑張って働きますし、ずっといたいと思いませんか??「社長!この会社に入って良かったです!」この言葉を表面的ではなく、心の底から言って欲しくないですか?
何度も言いますが、僕も従業員の夢を応援するのではなく、経営者としての自分の夢を押し付けてました。自分の夢=会社の夢という考え方だった僕は、自分の会社が吸収合併されてなくなった時、自分の夢がなくなってしまいました。夢自体がなくなってしまったのです。その時、従業員の立場で色々なことを考えるようになったのです。
冒頭にも書きましたが、その時に出会ったのが「ザ・ドリーム・マネージャー」という本です。この本を読んで、もう一度、自分自身の夢を見直しました。仕事以外の夢(大きい小さい関係なく)リストアップするようになりました。
・子供と映画を見に行く
・両親と食事に行く
・3Kg痩せる
どれも立派な夢です。
べつに仕事以外の夢でもいいのです。
むしろ仕事の夢は夢の中の一つという考え方でいいのです。
沢山の夢のリストをつくり、その夢を実現するためにアクションプランを考え、そして実現したイメージを高める。夢を実現することによって最高の自分になれるし、実現した夢が増えると人生も豊になる。当たり前ですが、自社の従業員が常にこのような状態で仕事をしてれば相当、活気のある組織、チームになりますよね??
僕は、このドリームマネジメントの考え方を学んだことによって、再度、自分の夢を設定し、実現することが出来ました。夢をなくした僕がです。(実現してない夢もまだまだたくさんあります。。)
アメリカで生まれて、世界的企業にも導入実績のある「ドリームマネジメント」の日本初のファシリテーターの募集があった時、僕は迷わず手を挙げました。そして現在に至っています。
ドリームマネジメントの話をすると、色々なご意見を頂きますが、僕は僕の価値観でドリームマネジメントの考え方に心から共感し、ファシリテーターになったので、ドリームマネジメントを多くの方々に体験して頂きたいという気持ちしかありません。
仮にドリームマネジメントに共感出来ない人達がいたとしても、その人達の価値観があるので、特に反論はしないですし、議論するつもりもありません。信念を持って、ドリームマネジメントの考え方を、多くの人達に伝えていきたいと思います。
ドリームマネジメントは夢を実現するために1年間を掛けて行われるプログラムです。単なるきっかけを与えるだけではなく、長い時間を掛けて夢の実現を目指しを実現するための考え方、プラン、行動を習慣化することが最大の目的です。もし、ドリームマネジメントを体験したいという方がいたら、僕はファシリテーターとして1年間ベストを尽くすだけです。そ
こんな経緯で、僕はドリームマネジメントのファシリテーターになったわけですが、今は1人でも多くの方が、ドリームマネジメントを通じて、夢を持ち実現してもらうことが、僕の夢の一つになっています。
もちろん、僕自身もこれからもっとたくさんの夢を実現したいと思ってます。
一般財団法人日本アントレプレナー学会
代表理事 理事 評議員 |
代表理事 清水直樹 |
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連絡先 |
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事業内容 |
・各種講座、セミナー、シンポジウムその他イベントの企画、開催及び運営 |
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※書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の研修プログラムである「ドリームマネジメントプログラム」は、日本のライセンシーである”一般財団法人日本アントレプレナー学会”を通じて開催されます。日本アントレプレナー学会を通さず開催される「ドリームマネジメントプログラム」は公認ではなく、内容も保証されておりませんのでご注意ください。