あなたは自由ですか?もし、自由でなければ何から自由になる必要がありますか?

皆さん、こんにちは!
ドリームマネージャー佐々木です。

■世界的企業の導入実績のあるドリームマネジメントという人材開発、組織開発プログラムを広めてます。
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突然ですが、皆さんは自由ですか?

ドリームマネジメントのセッション8感情(人間関係)で、「精神的自由」について考えるワークがあります。

「自由とは何か?」と聞かれても、なかなか答えられませんよね。

そもそも「自由」について深く考える機会はあまりないのではないでしょうか?

人それぞれの「自由」があり、「自由とは何か?」と定義付けしてしまうこと自体が自由と矛盾してしまうかもしれません。

あくまでも参考にですが、ここでドリームマネジメント開発者マシューケリーが「自由」について書いた文章を紹介します。

この文章が「自由」についての回答にはならないかもしれませんが、「自由」について考えるきっかけになると思います。

 

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「あなたは自由ですか?」by マシュー・ケリー

 

歴史上、あらゆる場所で、あらゆる時代で、人々は自由を勝ち取るために戦ってきました。自由とはすばらしい国家の基礎であり、健全な精神を作るための前提条件であり、もっとも基本的な人間の権利です。

 ここで、何が私たちを自由にさせているのかを再度考え直すことが大切です。

自由とはなんでしょうか?
自由であるとは何を意味するのでしょうか?

これは私が高校で講演するときに、最初にみんなに投げかける質問です。
よくある答えは、

 

 「自由とは、いつでも好きなことをでき、いたいところにいて、教師や親に何かをやれ」と言われることがないことです”というものです。

 

 みなさんも同じように思っているかも知れません。自由は力や強さ、選択の自由などの象徴として考えられています。

しかし、自由とは、単にやりたいことをできる環境のことを意味するわけではありません。選択の自由や力、やりたいことをやる権利のことを意味しているわけではありません。

 自由は、政府や会社に与えられるものではなく、自分が自分自身に与えるものなのです。

自由の基礎は、“自己規律”です。自己規律とは、自分をコントロールすることであり訓練によって身に付けることができます。自己規律こそ、偉大さや達成、成功、リーダーシップ、繁栄の土台になります。自己規律なきところに自由もありません。

 かつて、このように言った人がいました。

 “規律を押し付けられるものとして考える人もいるが、私にとってそれは、私を自由に羽ばたかせてくれるものである”

 自由の反対は奴隷です。

ですから、自己規律の反対も奴隷です。


戦時中には、私たちは外国の奴隷になりますが、現代において、私たちは様々なものの奴隷に
なっています。たとえば、アルコール、ジャンクフード、薬物、ギャンブル、暴力、買い物、これらの“中毒”は、徐々に私たちの身体、心、魂などを蝕んでいます。

 

中毒は自己規律の敵であり、自由の敵です。

中毒になり、奴隷になっている人は、弱い意志を持っています。

彼らは恐怖や疑念、ネガティブな考え方に常にさいなまれています。

彼らは自己をコントロールすることができず、人生を積極的に生きることができません。

 逆に、自由な人は、自信を持っており平和的です。彼らは自分の強さや弱さを知っていて、一貫性があります。彼らは何かの中毒だったこともありますが、それを克服しました。


私は子供のころからチョコレートが好きでした。大学時代、私が読書をしながらチョコレートを食べていると、ルームメイトが言いました。

 

 “チョコレートを食べすぎだよ。君はチョコレートから自由になれないのか?”と。


私は彼が何を言っているのかわかりませんでした。たかがチョコレートです。しかし、彼の質問がずっと気になっていました。そのうち、私はチョコレートの中毒になっていることに気がつき、止めようと決意しました。

 

 1回、2回、3回失敗しましたが、4回目に3ヶ月間、チョコレートを絶つことに成功したのです。私はチョコレートから自由になったのです。

 

 自由になってみて、私はチョコレートの奴隷になっており、生活がチョコレート中心に回っていたことに気がつきました。いまでも、チョコレートは好きですが、たまに食べる程度です。

 

中毒から自由になった経験がある人であれば、私の気持ちがわかると思います。一般的には中毒から自由になるためには、28日間、それなしで生活することが必要だとされています。28日間、それをあきらめることができれば、あなたは中毒から解放されるのです。

 

中毒は、最高の自分になるための大きな敵です。逆に自己規律や良い習慣は最大の友なのです。

 

一般的に思われている自由とは、好きなことを好きなときにやることです。しかし、それは中毒に抵抗しないことと同じ意味です。中毒になっている人は奴隷であり、本当の意味で自由ではありません。


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最後にこんな質問してみます。

 

あなたは自由ですか?

 

もし、自由でなければ何から自由になる必要があるのでしょうか?

 

 

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※書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の研修プログラムである「ドリームマネジメントプログラム」は、日本のライセンシーである”一般財団法人日本アントレプレナー学会”を通じて開催されます。日本アントレプレナー学会を通さず開催される「ドリームマネジメントプログラム」は公認ではなく、内容も保証されておりませんのでご注意ください。

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【佐々木亮輔プロフィール】

長年、美容業界向けのIT事業に携わり、上場企業の関連会社を2社設立し、それぞれ取締役、代表取締役に就任。2014年、「ドリームマネジメント」の日本初の認定ファシリテーターとなる。同年に日本で最初にドリームマネジメントのセッションを行い、現在まで延べ受講者数は4,000人を超える。

2016年に一般財団法人日本アントレプレナー学会の理事に就任。ドリームマネジメント事業の日本の責任者となり、ドリームマネジメントのセッションを行いながら、60名以上ファシリテーターの育成を行う。